満月の日に誕生した 桑の木の大きなライアー
7月初旬の満月の日に、大きなライアーが産声をあげました。
直感で作ると決め、完成直前までどんな風になるか想像つかなかったのですが、いざ出来てみると、なかなかな存在感です。
鬼塚さんに板を届けて貰ってから2ヶ月間(うち1ヶ月は事情あってまるでできなかったのですが)、特に2週間前からは時間を見つけては彫って、ワークショップ前日も1日中彫って…
木と向き合うのは、氣力を伴うなかなかな修行でした。
お陰で、6月は氣持ち休まらず。。笑
でも『私が作った』というよりも、木に教えてもらって彫った感じがしています。
(送られてくる前の桑の板。鬼塚さんが設計してくれてました。)
(彫り始めた頃の板)
年輪と独特な形に惹かれた桑の木。
桑の木の繊維は粘り強いらしく、木目の入り方にも癖があり、難易度は高いと言われましたが、一目でこれと決めていたのでやっぱり桑の木にしました。
ワークショップが始まる前までは、表面をひたすら彫る地道な作業に明け暮れ、でも始まってからは思い切り形作る事に没頭できました。
ワークショップ当日。
沢山のかわいいライアーの型が並んでいました。通常は当日から彫るので、参加者の皆さんはここから型を選びます。
私は、平に彫っていたので凹凸を付ける様言われて、深いポイントをランダムに作って後は無心で彫りました。深いポイントの周りに線を作り、そこから形ができていきました。
2台目のライアー、今回は『無』になって彫れたと思います。
その前に取って付きボウルの台も作ったので、木と向き合うのは3台目と言っていいかもしれませんが。
(昨年6月に作ったボウルの台。実際、この台を作った時の、木の流れをちゃんと感じる事ができたと思う)
鬼ちゃん、助手のさゆみちゃん、ワークショップ主催のみゆきさん、今回も大変お世話になりました。
ありがとうございました!
それにしても、この日に産まれたライアー達は皆、フルムーンライアーなんですよね〜!素敵!
そして、このライアー、早速存在感を示してくれています。
完成の2週間後は、高津宮のお祭りでデビュー。その週末には音浴会。
クリスタルボウルの、水が流れる感じと違って躍動感を表現しやすいので、演奏の幅が広がったと感じています。
思わぬ『相棒』が出来た氣分⭐︎