クリスタルボウルを奏でるポイント②~ハートに集中する・マインドフルネス
クリスタルボウルはシンプルな楽器です。
技術的にはそう難しくはないと思います。
ただ、メンタル面や意識状態、その人そのものが音にダイレクトに伝わります。
そこが奥深く、人によっては難しいと感じる部分でもあります。
内なる自分と繋がって奏でる
いわゆる『良い音』を出すには、テクニックを磨く事も必要ですが
何より、自分自身の内にある深い領域と繋がる事ができると、音の響き、音のあり方、音そのものが、心地良いものに変わります。
それには
内面を見つめる力(内観)
内面を磨く、成長しようとする心が必要です。
内観はある程度訓練が必要ですが、コツがあります。
それと、自分自身を見つめようとする氣持ちを持ち続ける事で、次第にできる様になれます。
内なる自分と繋がると
『今この瞬間が全て』となり
思考は止まり、無の状態になります。
目の前のボウルを奏でる事にのみ集中する事ができています。
いわゆる
「マインドフルネス」の状態になる事が
クリスタルボウルの上達への近道となります。
ハートに集中する
マインドフルネスの状態というのは、無であると同時に
内なる自分と繋がっている状態
でもあります。
「内なる宇宙」と呼ばれるところです。
内なる宇宙(または神、創造主)は、ハートの奥にある、誰の中にも共通して存在するものです。
ハートは、背骨に沿った7つのチャクラの中で中心を占めますが、同時に天と地の中心でもあると言われます。
人間は天(宇宙)と地(地球)を繋ぐ役割があると言われています。
なので、その中心でもあるハートチャクラは、全ての中心と言っても過言ではないのです。
誰のハートも同じく全ての中心で、それぞれのハートの奥深くで、次元を超えて繋がり合っています。
なので
ハートに集中して奏でる事・ハートが「心地良い」と感じる音を鳴らす事
は、全ての存在の中心へと響きを伝える事に繋がります。
自分のハートに響く様に奏でた音は、結果、ハートから放たれた音でもあります。
ハートから放たれる循環
ハートに響く様意識して奏でられた音は、純粋な響きでもあります。その響きは豊かな循環となって、奏でた人から世界を巡ります。
その波動は、勿論、奏でた本人へも帰ってきます。ですが、最初に放ったより深く厚い層の響きとなって返ってきます。
エネルギー、粒子の部分で話しているので、五感では捉えられないかもしれません。
それは、思いがけない何かの形となっていたり、お金や人とのご縁、チャンスという形かもしれません。
内側とより繋がれた時は、音の質も深まっているのがわかります。
そういった音は、より多くの人の心に響きます。
ボウルを奏でる事は、自分自身を知る事でもあると前の記事で述べましたが、この意識状態になると、自分という「個」を超えたレベルで奏でる事になります。
クリスタルボウルのレッスンについてはこちらの記事をご覧下さい。