奏でる事で身に付く「意識」
クリスタルボウルを奏でる事は、何より心を調え(ととのえ)ます。
淵を叩いて擦れば、誰にでも鳴らせる簡単な原理です。しかし、シンプルであるからこそ少しの力加減が大きく影響します。そこに込められた「意識」も伝わります。
クリスタルボウルを「モノ」として扱う人が鳴らすと、「モノ」として扱っている音が出ます。一見美しい音色でも、どこか冷たくて雑な感じがします。一方で、これをいとおしい・友人や仲間と想いながら奏でる音は、やさしいあたたかな音色がします。クリスタルボウルに対する想いがそのまま音に表れます。
クリスタルボウルにはどこか心があると思う様なところがあります。その人の心にあるものに応えてくれるのです。これは、水晶の持つ特質ーーエネルギーや物事を正確に伝えるという性質が関わってもいます。
私が生徒さんにレッスンを行う際、技術は勿論ですが、それ以上に「意識」の扱い方を伝えます。クリスタルボウルを奏でる際に一番大切なのが、この「意識」だからです。
ニュートラル(中庸)な状態で奏でられる様に、自身の調え方をいくつかお伝えします。
感情を昇華する方法だったり、ネガティブなエネルギーを浄化する事ができる様になるエネルギー伝授、ハートチャクラから肉体を取り巻くライトボディを活性化する方法を身につけていただきます。
感情に心が揺れた状態で奏でると、その感情をそのまま音として伝えてしまい、周囲に影響を及ぼします。なので注意が必要なのです。
しかし、ハートがクリアーになると、生きる事そのものが楽になります。日常の生活で様々な物事に遭遇し、様々な人と関わる毎日の中で、自身のネガティブな感情を眺め、昇華できる力がつくと、現実も変わっていくのです。何故ならこの世に起こる事は、あなたの心の鏡写しだから。
クリスタルボウルを奏でる事で身に付くのは、技術だけでなく意識の扱い方も身に付くといえます。