地球を取り巻く大氣となって~曽爾高原で感じた未来のビジョン
先週曽爾高原へ行ったのですが、ここで思いがけず、ずっと見ていたビジョンのちっちゃなバージョンを達成できたと感じました。
私には、ここ数年で抱く様になった夢というか、あるビジョンが見えていたのでが、曽爾へ行く2、3日前からそのビジョンが脳裏にちらついていたのでした。
曽爾では緑の草原でゆったり奏でようと思いボウルを持って行ったのですが、宿泊学習の小学生や、少ないながら観光客もいたので平地で奏でるのは難しいと思い、山の上まで登ろうという事になりました。
そこで待っていたのは、山々を臨む絶景でした。
私の持つ夢。
今はまだ子育ても生活の中で大きな比重を占めているけれど、50歳代になったら、私は色んな場所へ出かけていて、海外へも行ってると思うのです。そして、高い山・・・特にヒマラヤとか、ハワイもあるかもしれないけど、高い山へ登って、雲海の見える朝焼けの山頂で、ボウルを奏でている。
ボウルの音と声は、朝焼けの雲海を伝わって、地球の表層一面を包む様に響いていく。
夢、というよりも・・・そんなビジョンが見えているのです。
そしてこの類のビジョンは、実現するという事も知っている。
過去の経験から、感覚的に。
わたしは ただ奏でて生きてたくて
この地球上に ただ音を響かせたり
響き(波動)をひろげたいと
思ってるだけなんだ 。
そこに深い意図はない
ほんとにあまり考えてない
この事は昔から ずっとあったビジョンで
何となくぼんやりと浮かんでいたイメージで
私の原点みたいなもの。
大切なポイントにさしかかると、何度もここへ還ってる。
そして、今もまた。
そんな事を想っていたら、不意に「伝導師」って言葉が降りてきた。
これ、少し前に言われた言葉だ。
あ。そうか。
私、クリスタルボウルとおんなじだ。
響きを、伝えたいだけなんだ。
いや、伝えたいなんていうのもない
響きを、拡げていきたい。
やっぱりそれだけだ。
セッションは、響きを伝えた結果、不調が治ったり本来へ還るプロセスが起こる訳で・・・もともと本来へ還る事の意図はしていない。(「効果」については書くけど 本当は野暮な事…と矛盾を抱えてる)
レッスンは 「音をひろげる」という意味では理にかなっているんだろう。
先生、ではないの。
あくまでも私は媒体なだけ 。
奏でたい人は、私を通して花開いていけばいい。
「一奏者でいる事。いられる事」
それが、私の悦び
…って、やっぱり想う。
大地の上を駆け巡って
地球を取り巻く atmosphere(大氣)になる。
今、5日に収録したCDアルバムの音の選別をしている最中なのですが、アルバムのタイトルは「atmosphere」(地球を取り巻く大氣)と決めています。もう15年、いやもっと前から降りてきていた言葉ですが、私の中で大切なワードと感じていました。
ただ響かせ奏でて、その響きは 大氣と混じり合いながら地球の上を踊る様に自由に駆け回って包み込む 。ただそれだけで幸せで。
そして、純粋にその atmosphere となってこの世界を生きるのか。今、これまでよりさらに一段上る決断を迫られていると感じています。