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桜咲く廣瀬大社の例祭にて音を奉納させて頂きました

2019.04.05
演奏
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4/4は廣瀬大社の例祭で、音を奉納させて頂きました。

 

お祭りの最中は神氣が降りてきているのを感じていました。

爽やかな風が吹く中での演奏でした。

参列された廣瀬大社の関係の方々は初めてほぼ全員が初めて聴かれた様で、皆さん口々に「初めて」と仰っていました。「神秘的」「神社に合っている」「寒さを忘れた」と言っていただき、年配の方から赤ちゃん連れのお母さんまで聴いて下さり、珍しがって質問したり喜んでいただけました。また、沢山の男性に聴いていただけたというのが個人的には新鮮でした(笑)

終わった後は、お花見しながらの直会に参加させていただきました。神社の裏手にある龍神の池の周りは何本もの桜が見事に咲いていました。

明るくて和やかな日。佳き日。
今年は桜の到来が全般的に遅いのに、神社の境内とその周辺だけは満開に近い位咲いていました。寒々しい日が続いてましたが、やっと春の到来を感じられた何とも有難い日でした。

拝殿の正面にある桜の木。苔むしていてとても風情のある木です。桜の時期に訪れた事がなく、いつか咲くのを見てみたいと思ってましたが、まさか演奏する日にそれが叶うとは。神様の粋な計らいに感謝です。

樋口宮司様、関係者の皆様、どうもありがとうございました。

この場を借りて、心より御礼申し上げます。

廣瀬大社は、大和盆地を流れる全ての河川が一点に合流する地に建てられています。
不浄を祓い豊かな稔りをもたらす水を司る神。衣食住を司る水の神様。
古くは旧官幣大社であり、朝廷をはじめ万民を守護する御膳神として、古来より厚く信仰されてきました。
社伝では、祟神天皇9年、広瀬の河合の里長の廣瀬臣藤時に託宣があり、水足池と呼ばれる沼地が一夜で陸地に変化しタチバナが数多く生えたことが天皇に伝わり、その地に大御膳神として社殿を建てて祀ったのに始まるとされています。(龍神が現れ、埋め立てて社を立てる様に言われたという伝説があります)
また、龍田大社と対とされ、龍田の風神・広瀬の水神として並び称されました。
例祭は、1300年前から続いている実はとても由緒あるお祭りなのだそうです。
平成から令和へと時代が変わるこの年に奏でさせていただけたというのは本当に有難い事でした。
 

毎年2/11におこなわれる「砂かけ祭り」が全国的に有名ですが、砂は恵みの雨を表しているとの事。水の神様らしいですね。

廣瀬大社のホームページです

http://hirosetaisya.p-kit.com/

奇しくも今月末30日は、対となる風神・龍田大社でおこなわれる天皇陛下御譲位御安泰祈願祭にて、真琴奏者の瀧里しひなさんと共演させていただきます。

来るべき御世へと想いを馳せ、音を響かせたいと思います。

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