3月の初めに想う事～欠乏感や寂しさとどの様に付き合うか

早いもので、もう3月になりましたね。

記事を書くのも日にちがすっかり空いてしまいました。

今年に入ってますます時間の経つのが早く、濃厚な氣がしています。

私にとって先月は、今まで氣付かなかった事に氣づいたり、見えていなかったものが見えてきたり、認めてこなかった事を認めたり。

自分が固く信じていたものが、一旦崩れてまっさらになり、建て直していった様な、そんな月でした。

私の根底に長年存在し続けた「欠乏感」。

何年にも渡って向き合い癒していったそれは、しばしば「寂しさ」という形を取っていました。より深いところで改めて対峙すると、その大きさに足を取られそうになる事もたまに起こります。

何を信じたら良いのか、わからなくなる時もあります。

私は自我が強いせいかそういった事は元々少ない方ですが、それでも先月は大きく揺さぶられた出来事がありました。

（ちなみに、揺れてはいけないと思う人は多いのですが、揺れてもいいのです。「揺れる」とは、変化に対して自分の位置を確認するために起こるのですから。

揺れてもちゃんと本来の自分の軸へと戻れると「わかっているかどうか」が大切ですね。） 

そして、そこで得たものは・・・

やはりいつも思う事。

「自分の中と繋がる」

やはり、ここしか無いなと。

信じるものは、自分の中にある。

自分の中に、答えはある。

たとえ自分に近い感覚の親しい人でも、その人と自分の立ち位置、感じる事は微妙に異なります。

なので人の言う事を聞きつつも、鵜呑みにはせず、他の人を参考にしつつ自分にしかない感じ方、立ち位置、関わり方を探って、感じてみることが大切です。（かといって自分の想いに固執するのも違います。あくまで客観的に。）

それが、「自分が～してあげなきゃ」「私なら～さんに～してあげられる筈」といった自我や過信から来ていないか？

寂しさから「ほしい」になっていないか？

自分の立ち位置や能力を、冷静に客観的に見た上でどうするか。

本当はどうしたいのか？

何ができるのか？

そんな事を突き詰めて、自分の奥の奥でまだ固まっていなかったものを固めさせられた様な。私にとって2月はそんな時期でした。

そんな事もあったお陰か、私の中にあった大きな「寂しさ」が取れ…少なくとも大きく減った氣がしています。

それと共に、自分に関して今まで随分と勘違いしていた事に氣づきました。

その勘違いが解けた今、私はこれで良いのだと。

この私で、堂々としていれば良いのだ・・・と思える様になりました。

色んな意味で、もう大丈夫。

安心して生きていける。

必要なのは、自分の中でそう信じていけるという事。ただそれだけなのだと。

ところで、世の中で回っている経済や活躍している人達は、一見とても華やかで吸引力がある様に見えます。

しかし、潜在意識で「ほしい」を持っている人が、同じく潜在意識の中に「ほしい」を持っている人を引き寄せ、お金の循環がなされている。

そんなケースも、実は多々あります。

（勿論純粋な想いで循環している人も沢山いますよ）

「ほしい」の元を辿ると、それも欠乏感です。

欠乏感には上記の様な「寂しい」もあれば「認めて欲しい」もあります。

欠乏感があるのが問題なのではありません。

自覚しているかどうか、が大切です。

そして、自覚のない人は未だにとても多いです。

欠乏感を生じさせ、ニーズを満たすための循環の根底に横たわっているエネルギーは、魔的なものです。

「ない」に目を向けたらきりがありません。

 お金は循環するかもしれないけど、「ない」という欠乏感の生み出すループはその人を闇へと無限に繋ぎ止める蟻地獄の様なもの。

現実がうまく行く様にするには、物理的に「何かをすれば良い」のではなく

自分の中とより繋がる事

自分の中にある軸を整え、より強くする事

そうする事によって、現実が自分の本当に願っている方へと進んでいくのだという事も改めて確認できたのでした。

これから先、自分の内側がより現実の世界に反映されるでしょう。

自分の内側で○○と思っている事、信じている事が、そのまま現実となって表れていく。

自分周辺の狭い範囲から、社会で起きている事、世界で起こっている事。それら全てが繋がっていて、自分はその基点であり中心なのだと氣づく人も増えるでしょう。

なので、私達は、内面に持つ不安や心配、過去の怒りや悲しみと向き合って清算して、本心（本当はどうしたいか・どう在りたいか）を感じられる様になる事、本心がわかったらその通りに行動する事が大切なのですね。

バレンタインデーに新しく来てくれた「死海の塩」ボウル。今までのボウルと響きが異なります。とてもパワフルです。

11個になった私のボウル。これで欲しかった音が全て揃いました。