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クリスタルボウルのルーツ~最先端技術から産み出された不思議ないきさつ

2018.06.28
クリスタルボウル
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今回は、クリスタルボウルのルーツについてお話しします。

クリスタルボウルの一番最初の形であるフロスティッドボウルは、もともとは半導体デバイスの材料となるシリコンウェーハの製造に使用されていた石英坩堝(ルツボ)という工業用製品でした。

この石英ルツボの淵を叩いたりこすったりすると音が出るという事に氣づいたのが、ボウル開発のきっかけとなったのだそうです。いわば偶然の産物だったのですね。

半導体デバイスは、スマートフォンやパソコンなどの情報端末、テレビ・エアコンなどの家電製品、車や電車といった乗り物に至るまで、私たちの身近にあるほとんどの電子機器に使われています。

そしてシリコンウェーハは、半導体デバイスの基盤材料となるものです。

(株)SUMCOより写真&文章引用しています
http://www.sumcosi.com/products/about.html

日本にも石英ルツボを製造している工場と、そして何と!動画がありました。

見るとなかなか衝撃です(笑)

(この画像の左側にある多結晶シリコンを入れたお椀上のものが石英ルツボです。高温で融解して、シリコンウェーハの材料となる単結晶インゴットを製造しています)

今や、現代に欠かせない最新機器のほとんどに使われている半導体デバイス。

そして、その半導体デバイスの材料となるものを製造する器具から開発されたクリスタルボウル。

ところで、話は少し変わりますが、クリスタルボウルについてよく言われるのが、超古代の伝説の大陸アトランティス文明です。諸説ありますが、およそ5万年程前(3万年前とも言われますし、最近の説では123万年前から存在していたとも言われます)から存在し、およそ1万3千年前に一夜で大陸が沈んだと言われている文明です。

アトランティス時代では、水晶を使った技術が大変発達しており、現代の科学の比ではなかったと言われています。クリスタルボウルは、そこで存在していたと言われています。(水晶だけでなく「音」の力も熟知しており、音楽だけでなく科学技術としても音を活用していたとの情報もあります)

超古代の伝説を持つ神秘的な印象の強いクリスタルボウルですが、こうしてみると現代の最新の技術とも結びついているのですね。

海外では、クリスタルボウルは音楽療法としてアメリカ・カナダ等の医療機関では代替医療として使用しているところもあり、デンマークでは保険適用治療に認定されるなど、その効果は科学的にも少しずつ実証されてきている様です。

クリスタルそのものについても同様の事が言えますね。クリスタルヒーリングは、イギリスやドイツ、オランダ、アメリカなど欧米の一部の国では、代替医療や補完医療として保険も適用されているとの事です。特にイギリスでは、医療と同等の扱いで国の保険が適用されているのだとか。そして施術できる様になるには専門機関で何年も学び、国が定めた認定資格を修得する必要があるそうです。

こうしてみると、技術というのは、新しいものへと進んでいる様で、どこかでは古きに還っているのかもしれません。

それは、ただ単に戻るのではなく、時代を巡りながら古いものと新しいものが融合していき、時代に即してさらなる進化を招いていると言えるかもしれませんね。

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