新CDのPV完成しました~夕暮れの静寂と、地球の上を流れる大氣の世界
27日に発売する新CDのPVができました。
トップページにも上げています。
前にも書いた様に、Atmosphere(アトモスフィア)はある日突然浮かんだ言葉ですが、聴いたと同時に納得というか、すぐに腑に落ちました。
それは
地球を包む大氣
地球の表層を流れる空氣
地球を撫でる風
クリスタルボウルの音色がこの空氣の様に、やわらかな風の様に地表を駆け巡って地球を包み込む。それが、私のしていく事なのだと感じました。今はボウルの音だけでなく、声もですね。
このPVを作るにあたって、3つの場所を撮影して回りました。
若草山と、淡路島、曽爾高原。
淡路島は、海が撮れればどこでも良かったのですが、ちょうどフラグが立った感じです。以前四国へ行く際車で通り過ぎた事はあったのですが、降り立ったのは初めてでした。
海の映像は、はっきりとした水平線が撮りたいのではなく、寧ろ曖昧な境界線が撮りたかった。なのでちょうど曇り時の海も空も曖昧なラインで満足しました。淡路島は車で連れて行って貰ったのですが、運転した相方の体調がいまいちで伊弉諾神宮くらいしか行けなかったのですが、私自身は名も無い道路際でこの動画を撮影できて満足でした。今度は晴れた淡路島でちゃんと観光したいです(笑)
朝日が撮りたかったのですがピンとくる場所は無く、結果夕日の多い映像ですが、時間帯にかかわらず日中と夜の境目にある曖昧な時空間を撮りたかったのだろうな、と思います。映画「君の名は。」に出てきた「誰そ彼れ時」と同じかもしれません。この世とあの世の境目なのかもしれませんね。(そういえば「君の名は。」でも夕時でしたね。今書いていて氣づきました)
自然の風景に音を合わせて撮りたいと前から思っていたのですが、思いがけない形で実現させていました。
風景から、静寂と、地球の上を流れる大氣の世界を感じていただけたら嬉しいです。