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長尾神社での奉納演奏~台風にもかかわらず貴重な時間となりました

2019.10.23
演奏
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10月。関東地方に甚大な被害を及ぼした台風19号が駆け抜けた最中におこなわれた長尾神社秋祭りの奉納演奏。雨の為だんじりは中止になりましたが、予報に反して雨風は思った程酷くなく、ご神事自体は滞りなく終える事ができました。
無難、無事の有り難さをここで感じます。

この日のだんじりが中止になった事で、準備をする筈だった役員さん達もご祈祷に参加され、結果、椅子が足りない程大勢の方に聴いて頂く事になりました。
この日は神社関係者の方々はゆったり過ごす浄めの日となり、翌13日のみ走る事となっただんじりは、威勢良く走った事と思います。

ご神事前に、「ミスマルノタマ」をつくり神社~長尾の地~奈良~関西全域~日本~地球が包まれ護られる様、世界の安寧を祈りながら奏でさせていただきました。

台風が通り過ぎる最中にも関わらず、ご神事中はほぼ無風でした。
宮司様が、神前の扉を開かれると演奏中に神風が…
雨が降っていましたが、途中鳥の鳴き声も聴こえていました。

宮司様と

帰路についた途端風が出てきました。

台風と、その後続いた大雨、今週もさらに降り続けていますね。台風では、私の育った静岡県沼津市の狩野川も氾濫直前まで水かさが増したと聞きました。関東東北も甚大な被害…。普通でない気候がもはや日常になりつつあるこの頃。地球や宇宙は私達人間に何を訴えているのでしょうか?

台風19号は、人工で造られたという噂も聞いており、その裏では政治的国際的な事が動いているという情報も流れてきます。陰謀論が囁かれて数年経ちますが、そんな中にも怖れや怒りに囚われず、この世界の中心は自分自身の内側から作り出される事を自覚する事。自身の中をまず平和にする事が大切と、改めて感じます。

話は少し変わりますが、最近、自分の内側によりフォーカスしようと意識しだしました。そうしたからなのか?自分は思った以上に「怒り」を持っている事に氣づきました。勿論理由のないところに怒りが出る訳ではありません。幼い事というより、過去生から持ち越した深い悲しみからの怒り。それが私にはあるのだとあの人から教えてもらったのです。産まれた瞬間からその怒りを持って来たのだと。私の母もそうだとわかりました。そんな人は沢山いるのだと思います。

自分の中に、怒りが沢山あれば、そしてそれに氣づかずにいたなら、鏡として映し出されるこの現実に戦争や争いが無くなる訳はありませんよね。勿論満たされない思いや、寂しさも。悲しみも。

ネガティブな感情は、ともすると悪いものだと思われがちですが、果たしてそうでしょうか?

人である限り、そういう感情は自然にあるものなので、打ち消そうとするのではなく、その想いに氣づく事、そして受け止めていく事が大切なのだと思います。

そして、受け止めてそれらとしっかりと感じる事をしてあげたら、感情は昇華されるのです。受け止められた感情は、その人の心に、発するものに、その人がもつ響きに深みを与えてくれます。

キラキラ楽しいだけでは、浅いのです。

色んな色の光が総て合わされば、真っ白な光となる様に、喜びも悲しみも、怒りや卑下、羨ましい、淋しい、苦しい…決して進んで感じたいものではありませんが、すべての感情が詰まって無(光)となるのかもしれません。

それらを通り抜けてきた人は、奥行きがあり、上辺だけでない本当の豊かさを持っている…と言えるのだと感じます。

だから、私達はこの星で様々な体験をし、いろんな感情を味わうのでしょうね。

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