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飛鳥星祭り2021~星めぐりコンサート「星の響きと銀河鉄道の夜」

2021.10.20
演奏
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10/16・17に明日香村のキトラ古墳・四神の館で開催された『飛鳥星まつり』

私は17日のコンサート出演だったんですが、16日は朝からベンガラ染めや、ギャラリートーク、コンサート、打ち上げまで楽しみました。

小渕ユタカさんのベンガラ染めワークショップ。キトラの土地の土も使いました。
キトラ古墳にちなんで、四神や天の川、北斗七星も。
京都府易道組合理事長・泰志龍さんの干支のお話。干支は動物になぞらえてますが、本当のルーツは植物で、人々が生きる事と深く関わっている事を初めて知りました。
アーシャさんの星彩点描曼荼羅ワークショップも開催されました。
マルシェでのお食事。ヴィーガンヌードルとっても美味しかった!
みーくんこと渡会光晴さんとスウェディッシュ・バイオリニストの高垣さおりさんの楽しい音楽♬

最近ボウルを浄化できてなかったから
キトラ古墳の大地にボウルを並べてチャージしました。

1日目の夜は、ケルトの歌姫・高野陽子さんと光晴さんのコンサート。陽子さんは本当に歌姫のオーラをお持ちで、でもユーモアもたっぷり。旅情的な世界へといざなわれました。

打ち上げの時のヴィーガンラーメン。ピンク色合いはデーツなんだそうです。下のは3種のチーズラーメンの、仕上げのチーズをお店の人が入れてるところ。

皆さんで1日目の打ち上げ

そして、10/17に演奏したコンサート
「星の響きと銀河鉄道の夜」

渡会美枝子さんの『銀河鉄道の夜』の朗読に合わせての演奏でした。

ピアノとクリスタルボウルによる音楽が、即興と楽曲を織り交ぜながら流れていきました。

(オープニング 銀河鉄道をイメージして)
(プレイアデス舞曲第1集「アップル・シード・ダンス」~1300年前の天文図)

美しく、そして、深く心を打つこのお話。

(恥ずかしながら、私は『銀河鉄道の夜』を読んでなくて(基本的に本をあまり読まない)今回、初めて内容を知ったのですが、とっても魂に響くお話で。初めて合わせた時は、泣きそうになるのを堪えながら奏でてました。)

後半は、奏でている自分も
すっかり入り込んでいました。

サン・サーンス「動物の謝肉祭『白鳥』」今回私が一番氣に入っている曲です。
白鳥座の十字星のお話。

今回は調の違う曲がいくつかあり、即興の中にも調が変わったりするので水入れボウル(半音下げる)と、そうでないボウルの二通り用意しました。各曲はいつもより少なめで対応するので、個人的には物足りなさがややあるものの(あ~この曲、このボウルに水入ってなかったら思いきり鳴らして音幅広がるのに~、、なんて、もどかしく思ったりして)
でも、調が色々変わるのも楽しい。

ひとりの演奏もいいけれど、私はコラボが大好きなんですよね。相手の出方やシチュエーションに合わせて、音はこう、声はこう、リズムこう…自分が前に出る感じか、見てやるのか、とか。 「こうしよう」とするのが、訳もなくワクワクしてしまうというか、生き生きしてるのが自分でもわかります。

(後半始まりの即興曲)

今回は、過去2回の星めぐりコンサートで演奏してきたプレイアデス舞曲と『銀河鉄道の夜』のお話が融合して、新たな曲もあり、即興あり。星めぐりコンサートの集大成とも言える壮大さを感じました。

(ダジックアースは火星となり、蠍の話と、プレイアデス舞曲第3集「聖歌が聞こえる間奏曲」)
(ダジックアースは海王星となり、ジョバンニとカンパネルラの別れのシーン)
(ダジックアースは西洋の天文図。このダジックアースもシーン毎に表情を変えてくれ、雰囲氣作りに一役買ってくれました)

静寂の中で繰り広げられた
この音世界が
私にはたまらなく。。

その場にいてくださった皆様も
感じ入っておられるのがわかり
中には、涙する人の氣配も。

この世界にかかわる事ができ、私自身、深い喜びを覚えました。

お越し下さった皆様、一緒に楽しんでくれた皆さん、飛鳥歴史公園の方々、このお祭りを主催された渡会さん、素晴らしい機会を与えて下さったことに、心より、ありがとうございました。

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