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暮れていく2019年~生きるステージが変わった3年前を振り返って

2019.12.31
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私の願いは、ただ奏でる事をして(唄も含め)生きていく事なのだろうな、と思います。

心地好い人達に囲まれて、氣持ちの良い風景に包まれて。

自分の好きな事で沢山の人に喜ばれて、その循環の中で生きていく。

そんな素朴な願いなんです。

思えば3年前の今頃・・・2016年秋から暮れは、前の環境を卒業する真っ只中でした。 その「時」がやってきて、息子3人を連れてやっていく覚悟が決まった途端、堰を切った様に状況が一氣に流れ出し、2017年明けには離婚と同時に今の場所でこのサロンを開業していました。

色々あって、ほぼ無一文での再出発となりました。 両親が同居してくれ助けてくれるとは言え、両親も経済的な不安を感じて家の中はピリピリしていました。 それまでは自宅サロンでセッションをしていましたが、それは無理だろう、普通に定職に就くのが当然と最初は思っていました。しかし色々想う事があり、ハートに従った結果、場所もできた事からサロンを開く事にしたのです。

最初は生きていけるのか、子ども達を養っていけるのか、只々不安で。足がすくむ様な恐怖と何度も向き合いました。

でも、今はこうしてやっていけている。 徐々にだけど本当に生きたかった生き方へと近づいている。

今年に入って、やっとそう感じられる様になりました。

 

真っ直ぐ過ぎて不器用で。トラウマやブロックも多くて。2000年にクリスタルボウルと出逢って、実際に活動を始められるまでに10年もかかり、うち7年間は触る事もままならず、新しい奏者の人が産まれていくのをインターネット越しに眺める事しかできなかった日々を過ごしたり(当時はSNSも発達しておらずスマホも勿論なかったので)。活動を始めた頃も子供達はまだ小さく、最初の数年間は少しの時間しかできず、夜や遠く離れた場所などはもってのほか。そんな風に、制限が大きくかかった時期が長く、本当に亀の歩みでここまでやっと来ました。

結婚生活、特に出産してからは、私にとっては悩み苦しみの連続でした。世間一般の女性としては申し分無く与えられていたと思います。しかし、私にとってはその事自体が葛藤の種でした。見かけはともかく中身はあまり女性らしいとは言えない性質なので、そもそも主婦でいる事に大きな葛藤を抱えていました。「妻は、母は~なければならない」に囚われて悩み、結局「できない自分」を責めた時期もありました。

「母として」は自分自身にふっきれる時期が来て、強くなったと思います。しかし「妻として」に関しては、普通の主婦でいてほしい想いだった当時の夫に対しては、難しいままで。私自身、諦めるという発想は無かったのですが、3年前の秋、不意にその流れがやって来た時、「もういいよ」「やりきった」と感じていました。そして本当に自分が望んでいた生き方へとステージが変わりました。

おそらく結婚してもしなくても、子供を産んでも産まなくても、私は悩み苦しんだと思います。もともと自己肯定感が低かったので、どんな状況にいても自分は駄目だと罵り続けていたでしょう。

クリスタルボウルと出逢ってから、そして活動を初めてからも沢山現れた壁。自分の中に設けていた壁も大変多かったのです。それでも辞めるという発想は湧いてこず、寧ろやり続けていたい・叶えていきたい想いが壁を越える原動力となり続けてました。自分自身をひたすら癒し続け、身に付けたセルフヒーリング法やセラピー法は、後にサロンへ来られるお客様に対して大きく役立つ事になりました。女性として悩み続けた事も、自信を持てず苦しんできた事も。

つくづく、人生に起こる事で、無駄なものは無いのだなと感じます。

道のりはまだまだこれからも続きますが、今ここには、思い描いた事が叶っていく楽しさを味わっている自分がいます。

今年の秋はCDも発売して、これからこのCDを持ってたくさん出掛けようと思っています。必要としている人に届けたい。聴きたいと思ってくれている人に聴いて欲しい。多少遠くても、日帰りできない場所でも、もう行けるんじゃないかと思います。なので、是非と思う方は、お声かけて下さいね。

これからどんな旅がはじまるのか、楽しみです。色んなところへ演奏しに行って、皆さんに逢えます様に。

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