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天橋立ー奉納と陰陽を結ぶ旅2~眞名井神社そして満月の天橋立で音を捧げました

2018.12.08
その他
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天橋立の旅の続きです。

展望台のカフェで一休みした後
ケーブルカーで下へ降りて、真名井神社へ。
(実はこのあたりで思った以上に時間が過ぎる)

入口では、紅葉の美しい大きな木が
出迎えてくれました。

息を飲む程の、聖地でした。

(鳥居の中は撮影禁止でしたので写真はここまで)

小雨の降る中
音と唄を奉納させていただきました。

行く計画が上がった当初は
考えもしなかった事だったのですが
天氣予報で雨風と聞いて
「奉納」と浮かびました。

雨は、人払いの意もあるのです。

カナカムナウタヒ 7首

マカタマノ
アマノミナカヌシ
タカミムスヒ カムミムスヒ
ミスマルノタマ

日月 陰陽 天地…

天之御中主 天照大神
二柱の御神木が建てられた聖域

まさに その通りの場所でした。

言葉にならない程の神氣
美しさと威厳が混じり合い
只々 恍惚を覚える程の…

工事の人がいたのですが
全く氣にしていない感じだったので、こちらも構わずさせていただきました。
(後で知ったのですが、7月の豪雨で被害があった様で夏は参拝できなかったそうです)

他の参拝者は無く
文字通り人払いはなされ
無事、奉納する事ができました。

(奉納を終えた直後に参拝の方が来ました)

最後に 天橋立を南へ歩きました。
夕焼けに浜辺で鳴らすつもりだったのが、もうすっかり…暗い!
しかも結構な距離を歩きます。

雨風もあり、浜辺で音を鳴らすのは
最初からあったイメージだけど
もうしなくていいかも…と挫けかけたのですが
ちゃんと用意された場所がありました。

小雨の中
月がぼんやり顔を出してくれたので
月に向かって翡翠のボウルを鳴らしました。

波の音と、ぼんやり浮かぶ月。
この上なく幻想的な情景・・・。

天橋立は
どことなく懐かしさを思い起こさせる様な
美しい風景と澄んだ空氣感は
この世から少し離れた感すら感じさせる…
そんな場所でした。

丹波や丹後は
とにかく遠い・自力では行けない
何故かずっとそんな風に思っていました。

普段はまだ
子どもを育てている母親ですから
県外までは、なかなか出にくい。
奈良市までも車で1時間
京都は近くないしね。
奈良中心に活動しているというのはその為が大きいのですよ。

長く続いたこの状況にも、このところ変化が訪れてつつありますが・・・。

そして、ちょうど4年前のこの日は
天川大弁財天社の能舞台で
奉納演奏をさせていただいたのでした。

そのイベントの題名は「セルフ・ナーチャリング」
今回のこの旅は、このイベントが何故かリンクしていました。

何故か「7」という数字がよく絡んでた。
行きに車を駐車場に停めた場所は7番 おみくじも7番
帰りは車で7のゾロ目
4年前のこのイベントの主催してくれたのは冬至天川神社のそばに住んでいた「ナナちゃん」
そして、今回この旅を実現させてくれた人は
彼女と同じ誕生日。

7/1。

天橋立は、七夕伝説でもあると聞いた。
7月7日。

予知していた11/22について
11月はこの日だけスケジュールが空いていました。
すると、連れて行ってくれた人も
11月の予定は何と22日しか空いてなかったのです。

不思議な語呂合わせ、いや、数字合わせ。
絶妙な宇宙合わせは、宇宙からのプレゼントというメッセージ。
(5月に手元に来た車もそうでした)

振り返ると、4年前のこの頃
奏者としては世界が開けて楽しく、充実していました。
しかし、プライベートでは・・・私のしている事を当時の夫には理解してもらえず、苦しい思いをしていました。
あの頃はとにかく必死で、苦しかった事にすら氣づかなかったのだけど・・・

この旅は、私自身を癒す「セルフ・ナーチャリング」の旅だったのかもしれない。

そんな、忘れられない不思議な旅と、なりました。

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